トレヴァー・ホーンの記念ライブに大興奮

うっひょー!
普段はケーブルテレビの音楽番組なんてまったく観ないので「視聴料のコストパフォーマンスが悪いなぁ……」と文句ばっかり言っているぼくなのですが、今回ばかりは「放映してくれていてありがとう」とサンキュウ・ベリマッチョ状態で感謝感激なんです。
ついでに拝んじゃえ! ナムナム……。

いや、何のことかというと、ライブ放映なんです。
もう1年以上も前になる2004年11月に、トレヴァー・ホーンという名物プロデューサーのメジャー・デビュー25周年記念ライブ「produced by TREVOR HORN」がイギリスで開催されたのでした。
その模様が、ようやく今になってテレビ放映されたのです。
それもただのライブではありません。
彼がそれまでかかわってきたさまざまなミュージシャンたちが一同に介する、ある意味メチャクチャ貴重で、メチャクチャ贅沢で、メチャクチャ勿体ないライブだったのです。
まあこれだけ贅沢なライブなんだから、すぐにDVDで発売されるだろうなあ……と思っていたら、あらら。
1年以上経つのに、まだなーんにも動きがないのですね。
それをようやく観ることができるなんて……ああ、生きていてよかった。

そんな訳で、放映時間前からテレビの前に正座して待機です。
そして……は、は、は、始まったー!
produced by TREVOR HORN

すばやくHDDレコーダーを確認、オッケー、ちゃんと動き出しています。
ホームシアターでボリュームをちょいと上げ、ライブの臨場感を盛り上げます。
そんなぼくの期待に応えるように1曲目は、ウヒョエェェェー、トレヴァー・ホーンの代名詞、“ア~ワア~ワ♪”の女性コーラスが耳に残って仕方がない「ラジオ・スターの悲劇」から始まりました!
懐かしいバグルスの演奏

その後も次々に登場するアーティストたち、もうすごいのなんの、懐かしいのなんの。
個人的にはグレース・ジョーンズでしょう、
セクシーすぎてステージ上の全員を喰ってしまいそうな勢いだったグレース・ジョーンズ

ABCでしょう、
金ぴかラメラメスーツには思わず笑ってしまったABCのボーカル、マーティン・フライ

アート・オブ・ノイズでしょう、
機械で打ち込んでいたスタジオライブと違い、手で演奏していたアート・オブ・ノイズ

プロパガンダでしょう、
この後登場するt.A.T.u.に向こうを張ったのか、ヴォーカル2人がお揃いの衣装で登場したプロパガンダ

YESでしょう、
ジョン・アンダーソンが不在で声量が心配だったけど、トレヴァー・ラビンでも無事歌い上げていたYES

……もう大変なんです。
そしてドタキャンもせずに登場したt.A.T.u.には思わず「おお~」。
なんでも、もう実生活ではお母さんになっているらしく、かつての「何でもアリ」感はまったく観られず、すっかりオトナになっていたのでした。
いや、相変わらず手をつないだり、抱き合ったり、タッチしあったりと“t.A.T.u.らしさ”は見せていましたが。
すっかり落ち着いていいお母さんになっていることを予想させられたt.A.T.u.

しかし気になったのは観客のノリ。
こちとら、1年も経って、しかもイギリスから遠く離れたニッポンのテレビの前で「ヒョー、ウオー」とノリノリで絶叫しているというのに、肝心のリアルでライブな観客たちは総立ちならぬ、総座り。
いくらステージでギンギンギラギラにパフォーマンスしていても、まったく微動だにしません。
うーん、これはいったいどうしたことなんでしょうか。
イギリス紳士・淑女の集まりだからか、席に礼儀正しく落ち着いて座って微動だにしないオーディエンスたち

チャールズ皇太子だって、ホラ、こんなに腕を振り上げてノリノリなんですよ。
ウー、ワォー、みんな、もっとノリノリでギンギンにロックしようぜぃ、イエー!

みんな、皇太子に負けてはいられないぜ!