お客さんのところへ行こうとして、住宅街の真ん中をトコトコ歩いていると、このような自販機が道端に設置されていました。
どこといって特徴のない自販機です。
でも、どこか不自然なんです。
特に飲み物を買う予定もないのですが、よくよく見てみました。
(早くお客さんのところに行けよ)
……あれ?
すべてが「つめた~い」設定になっているのですが、なんと、ホット専用の商品まで「つめた~い」設定になっているのですよ。
これは大変です!
例えばコンビニのレジ横でおいしそうなにおいをたてている豚まんを買ったらアイス並みに冷え冷えだったとか、おでんがジュース並みに冷やされていたとか、そんな感じでしょうか。
罰ゲームじゃないんですから……。
いやいや。
この商品はどう見ても「ホット専用」です。
間違えようがありません。
とすると、ひょっとすると表示を「あたたか~い」に変更するのを忘れていただけで、ちゃんと熱々の設定にされているのかもしれません。
そんな訳で気になってしまったぼく、別に喉も渇いていたなったのですが、ウーロン茶を買ってみることにしました。
……すっかり冷え冷えになって、水滴の汗までかいてしまっているホット専用ウーロン茶をカバンに入れたままお客さんのところに行くハメになってしまいました。