燐光群「だるまさんがころんだ」(スズナリ)

今日は、初演のときには観損ねて、ちょっと悔しかった燐光群「だるまさんがころんだ」の再演を観に、下北沢はスズナリへ来ています。

内容としては、タイトルの軽さとは反対に、テーマは“地雷”という非常に重いものになっています。
ストーリーは、いくつものエピソードが重層的に重ねられていくようになっているのですが、中盤からそのエピソードの語り手が「信頼できない語り手」となってしまい(語り手自ら“これからの話は私の捜索も混じっている”と述べていく)、各エピソードに影響を及ぼし始めてメタな構造となっていきます。
ストーリー的には、こういったメタな構造を入れ込むことで、たくさんのエピソードをただ単に並べてみました、てきな単調さは排除できると思うのですが、テーマの主軸となる“地雷の持つ非人道的な側面”という部分がかなり曖昧になってしまった感も否めません。
また燐光群における舞台の特色として、英語の台詞の多用も挙げられるのですが、この必要性も理解できませんでした。
外国人が話すシーンは英語の台詞にしているのかもしれませんが、であれば、外国人役の登場シーンは全部英語で話さないといけないと思いますし。
しかも、英語を話す役者がブロークンな日本語英語だったので、興醒めなんです。

ただし、ラストで登場人物全員による「だるまさんがころんだ」を行うシーンは圧巻でした。
やはりスズナリのような狭いステージだからこそ、あの人数による「だるまさんがころんだ」は迫力が生まれ、映えてくるのですね。
最前列で観ていたからこそ、余計にその迫力には圧倒されてしまいました。

ところで、どうもケツが痛いと思ったら、上演時間は2時間半もあったのですね。
スズナリの折りたたみイスで2時間半はちょっとキツイです。

コメント

お、わたしも下北にいましたよ!

おお、イタコの口寄せですね!(←それは下北半島)
と言うベタベタなことはさておき、シモキタ駅前の大混雑は苦手なので、いつも裏通りをトットコ歩いています。
あんおでがくしさんご一行も裏通りを歩いていたら、ひょっとしてばったり出会っていた可能性もありますね!
そんなときは、遠慮なくご飯を思いっきり奢ってやってください。