矢内原美邦プロデュース公演「3年2組」

今日はできたてホヤホヤの吉祥寺シアターに、ニブロールの矢内原美邦によるプロデュース公演「3年2組」を観に来ているのです。
いやあ、新築の劇場っていいですね。
何だか場内の空気もピーンッと張り詰めていて、観る方も背筋が伸びる感じです。
ステージは、開演前からスモークを流しており、また舞台を照らしている照明も、単に点けっ放しではなく次々に色合いを変えていることで、開始前から何やら幻想的な雰囲気を醸し出していました。
さらには、開始5分前にはステージ上に多量の雪を降らしだし、その準備も大変なのでは……と変に心配してしまったり。

内容は、従来の「コンテンポラリーダンス」のニブロールとはまったく離れ、「演劇に挑戦しました」と言われるように、セリフの多用。
このセリフが、役者のダンス的な激しい動きの合間に発せられ、また早口、かつ怒涛のような長文のため、はなはだ聞き取れず。
このあたりが、矢内原としては「ダンスによる表現」+「セリフによる表現」を目指したとのことですが、演劇ファンからは「ダンス的だ」、ダンスファンからは「演劇的だ」とのことで、どちらからも評判がよくないと、アフタートークで悩みもチラホラと。