身も心も 第一章「流れ姉妹」~たつことかつこ~(青山円形劇場)

今日は、ナイロン100℃の村岡望美が座長となって始まった「身も心も」を観に、青山円形劇場まで行ってきました。

が、家を出る際に渋谷までの時間配分を誤ってしまい(と言うか、余裕を持ちすぎてしまい)、中途半端に時間が余ってしまいました。
仕方ありません、「腹が減っては戦はできぬ」です。
特に戦をする予定もないのですが、花より団子、劇場近くの手打ち蕎麦屋さんにまたしても行ってきたのでした。
相変わらず落ち着いた店内のお蕎麦屋さん
ちょっと今日は奮発して“胡桃蕎麦”なんて頼んでしまったのですが、ちょっと失敗。
この“胡桃蕎麦”、てっきり蕎麦に胡桃が練りこんで打ってあるものかと思いきや、そうではなく、胡桃そのものをスリコギで摩り下ろし、そこにツユを入れて蕎麦につけて食べるのです。
胡桃そのものがしっかりしているから、半分程度までは「うめー、うめー」とはぐはぐ、ずるずると食いまくっていたのですが……段々と飽きてきました。
あまりに胡桃の風味が強すぎて、蕎麦の香り立つような風味と激しくぶつかり合いすぎるのですね。
ちょっともったいないことしました。
ああ、こんなことなら普通にせいろを頼んでおくのでした。

などと言って、後悔は先に立ちません。
この失敗は次回の注文時に活かすとして、そのまま青山円形劇場がある「こどもの城」に移動です。
この「身も心も」は、ナイロン100℃の女優・村岡望美が座長となり、猫のホテルの千葉雅子、ともさかりえの旦那の河原雅彦らと共に立ち上げた舞台なんだそうです。
しかしこの役者と言い、スタッフと言い、あまりに地味なんですね。初舞台なのにこの地味さ。
もうどうしようかと思っちゃいました。
が、客席は割と埋まっているようです。しかも、ぜか女性比率が割と高いようです。
うーん、誰目当てなんでしょうか?

そして、いざ、始まってしまうと……おや?
なかなかいいのです。
内容はかなりベタベタな昼のメロドラマ路線。
それもまた、見るまでは「地味だなあ」と思わされていた要因なんですが、いえいえ、あそこまで徹底して昼のメロドラマ路線をひた走ってしまうと、かえって引き込まれてしまうものなんですよね。
いやあ、ビックリしました。
確かに俳優陣も確かに地味なんだけど、いい俳優ばかりが揃っているからか、ベタベタ路線もまたいいんです。
客演だった松重豊、もうサイコー!
あの男っぷりに乾杯、です。

また、今回は何より舞台の使い方が斬新でした。
もともと円形劇場は、役者の出入りを客席通路を利用して行うものですが、暗転時のセット転換も、客席通路から搬出入を行っていたのです。
それだからか、舞台も完全に暗転しません。薄暗くなるだけなんです。
そんな薄暗いなかで、うひゃあ、ヒロインの村岡望美はなんと、衣装チェンジも舞台上、観客席の真ん前で行ったりしていました。
このときは目のやりどころに困ってしまいました。
と言いながら、変異キョロキョロするのも変ですので、ジィィィィッと見てしまいましたが。

今回のこの公演は、「第一章」というタイトルからも判るように、続き物だそうです。
そのためにヒロイン姉妹や彼女たちを取り巻く人々の謎がまったく明らかにされないまま、終わってしまいました。
次回公演、「第二章」は1年後だそうです。
う~ん、覚えているかなあ……。
身も心も 第一章「流れ姉妹」~たつことかつこ~