2時間待ちだった島田荘司サイン会、御手洗潔役はあのヒト

今日は夜に、島田荘司サイン会へと行ってきました。
もちろん、あらかじめ発売されたばかりの『龍臥亭幻想』は買ってあり、整理券はラクショーでゲットしていましたとも。
そもそも、今回のサイン会会場の東京大丸・三省堂書店なんて、会社から歩いても数分の極至近距離。
なので、今日が平日であっても、サイン会にいくことは全然問題ないはずだったのですが......ずがびがびーん
なんと、いきなりお客さんのところで終日打ち合わせの予定なんて入れられちゃったじゃないですか。
それも終了予定時刻は、18時30分。
ちなみにサイン会開始は18時。
まあ、サイン会なんて30分やそこらで終了することはないだろうと楽観的に考えていたのです。
すると、おお、天は我に味方してくれたではないですか!
なんとお客さんのところでの朝からの打ち合わせは、18時過ぎに終わったのですよ!
間に合います。十分に間に合います。間に合いすぎて、お釣りがくるほどです!
......なんて浮かれポンチで思っていたのですが、よもや本当にあんなに大量のお釣りがくるとは思ってもみませんでした。

そんな訳で、一旦会社に戻って「外出:20時帰社予定」と行き先ボードに書き込むと、カメラ片手に東京駅まで走る走る、ダッシュしました。
会場の本屋がある大丸の6階まで駆け上がると......おお、ラッキー!
まだやっています。
しかも、並んでいる列がかなり短いのです!
やったね!などとヘラヘラ笑いながら並ぼうとすると、店員が「あのう、お客様」
はいはい、ぼくのことですか?
「最後列はあちらの階段になりますので......」
え? え? え? ここじゃないの?

そんな訳で、誘導された非常階段に向かうと......オー、マイ、ガァァァァッッッ!
2列でズラリと並んだ人の帯が、そのままずっと階下に向かって伸びているのですよ。
ということで、最後尾を追うべく階段を降りてみると......おいおい、2フロアも下ではないですか。
まだまだ時間が掛かると踏んだぼくは、手に持っていた『龍臥亭幻想』の上巻を読み出したのです......。

......、......。
......、......。

......、......おい。
上巻読み終わっちゃったではないですか。

結局、2時間掛かってようやく島田荘司御大が目前に。
あうあう、厚かましいながらもまたしてもサインはしっかりとサイト名まで書いてもらいました。
相変わらず、流れるような字体が美しい御大のサイン

すると御大、「以前にもお会いしましたよね?」
覚えてもらっていましたか!
ひょっとして「サイト名まで書いてください」なんてイタイことをお願いする輩が、他にいなかったので、印象に残っただけなのかもしれませんが、それでも覚えてもらっていただけでも嬉しいことなのです。
ありがたいことなのです。ナムナム......。

で、一気に調子に乗っちゃって訊いちゃいました。
「暗闇坂の人喰いの木」映画化にあたっての、御手洗潔役。
前回の講演会で「まだナイショ」と言われていたあの件です。
御大いわく、「オファーの返事が俳優サイドからきていないので、まだ公にはできない」そうなのですが、それでもコッソリ教えてくれました。

T・Y。

トレンディ俳優です。石田純一ではありません。
彼からは、11月上旬に返事がもらえるとのことで、「OK」だったら公表できるそうです。
もし「NG」だったら、代わりに若手俳優O・Jの名前も挙がっているのだとか。
(O・J・シンプソンでは、当然ありません)
でも、どちらもちょっとイメージしていたよりも若いよなあ。
「てっきり、金田賢一だと思っていたのですが」と訊くと、「いやあ、彼は友情出演でラーメン屋のオヤジとか、そういった役だったらあるけどね、御手洗はないですよ」と笑っていました。

やっぱり島田荘司って気難しくてコワイ印象が強かったのですが、本当は実に気さくでいい方でした。
サイン会なのに、あんなに多く並んだファンの一人一人と、ざっくばらんに話をして、写真撮影まで積極的にしてくれて......。
そりゃ時間も掛かるわけです。
いやあ、2時間も待った甲斐がありましたとも。
ああ、こんな日が来るとは夢にも思っていませんでした。島田荘司御大とのツーショットなんて......
会社に戻った時刻は、予定より30分もオーバーし、結局終電ギリギリで帰ってきたわけなんですけど、もうそんな瑣末なことはどうでもいいんです。

そう言えば、サイン会会場では、6年ぶりだか7年ぶりに、しかも関西か名古屋でお会いして以来ずっとご無沙汰していたまりりな方とお会いしました。
ぼくのすぐ後ろに並んでいて、いきなり手を振ってくるのですもん、まさかこんなところで知り合いに会うとは夢にも思っていなかったので、ちょっと怖かったのです。
あまりに怖かったので、ちびってしまわないよう、目を合わさないようにしていたほどです。
いやいやいや、東京駅周辺によく来られているようなので、どこかで接近遭遇しているなとは思っていたのですが、まさかこのようなところでお会いするとは。

【その後の追伸】
その後、2009年7月に南雲堂で行われた島田荘司サイン会で、再び「映画化の件はどうなりましたでしょう?」とお伺いすると、なんと、企画自体が白紙に戻ってしまったとのことでした。
詳細はこちらをご覧ください。