今日は4月1日

戯れに書いた小説のようなものが、原稿用紙にして200枚程度となってしまったので、そのままにしておくのももったいないなあ……と、適当に締切の近いところに応募していたんです。
それっきりすっかり忘れていたのですが、今日になっていきなり「おめでとうございます」と電話が掛かってきました。
ぼくの作品が群像新人文学賞を受賞したそうです。
しかし、なんで純ブンガクなんだ……?

やはり、昨日が桜の満開日だったようです。
今日になると、花びらが「ハラリ、ハラリ」どころか、「ボトリッ、ボトリッ」とすごい勢いで散り始めていました。
いつもの猫だまりでは、レギュラーメンバーのニャンコたちが勢ぞろいして、日向ぼっこの真っ最中。
皆があまりに気持ちよさそうにしているので、じゃあちょっと写真でも撮らしてもらうよ……とカメラを取り出したら、人なつっこいトラ猫のミーケ(勝手に命名)だけを残して、残りは全員逃亡するんです。
チ、仕方ない、ミーケだけでも撮ってあげよう。
今日はエイプリルフール、ウソのニオイがする
しかしコイツだけは、どうしていつも、こんな真剣な顔でニオイを嗅ぎに来るのでしょうか。

眠気が断続的に襲ってくる午後3時。
これはいかん、とお散歩気分で紀伊國屋書店を覗きに行ってみると……うわぉぅ! やってくれるじゃないですか、東京創元社!
出版が10年早過ぎ、あまり知られないまま品切れとなって、今や入手困難になっているマイケル・スレイド『グール(上)(下)』が、文庫コーナーに山積みされているではありませんか!
ここ数年、文春文庫から『髑髏島の惨劇』や『暗黒大陸の悪霊』が大々的に発売され、人気が出てからは再販の要望も高かったはずのスレイド初期3作品の1作品なんですよ。
ようやく東京創元社も、重い腰をあげたようです。
ということは、引き続き『ヘッドハンター』『カットスロート』あたりも再販されるのかしらん。すげーすげー。
なぜか初期3作品は、どれも下巻だけしか持ってないので、大歓迎の再販に大興奮。

そんな訳で早速、『グール(上)』だけ買おうとしたところで、「オゥゥ~、マァァイ、ゴォォォッド!」。
以前、この作品が出版されたのは、今では存在しない「創元ノヴェルス」なんですね。
当然、ぼくが持っているのも「創元ノヴェルス」版。
ところが、今回発売されたのは「創元推理文庫」からなんです。
今回上巻だけ購入するとなると、本棚に並べたときに、同じ作品でありながら上巻が「創元推理文庫」、下巻が「創元ノヴェルス」と、チグハグな状態になってしまうんですよねえ……。
かといって、上巻を「創元推理文庫」で買いなおすのも、もう既に持っているからもったいないしなあ。
どうしたもんでしょ。