越谷「いしいのそば」の大将はサイコー

今日もいい天気で、ドライブがてら埼玉の越谷まで行ってきました。
目当ては「いしいのそば」。
「そば、しっぱいしなければあります」の看板は健在
1年以上前に一度行ったきりだったのですが、お店の大将はぼくの顔を見るなり「前にも来たことあったでしょう」って……ちょっと嬉しかったり。

1年前は、お客がいなかったのでお店の座敷で大将と延々2時間も食っちゃべりながら蕎麦を食していたのだけど、今日はなかなかの盛況ぶり。
2人連れなのに、たまたま個室が空いていたのでその部屋に通される(というか、「どうぞ好きなところに座って」と言われて)。
店の一番奥にある民芸調の個室。囲炉裏もあって落ち着きます

しかし店内の張り紙には、やっぱり大将の性格がよく現れています。
客によっては、“やる気ないのか”って怒るかもしれませんが

朝飯も抜きでやって来た腹ペコ野郎は、とにかくメニューで目に付いた料理を片っ端から注文、欠食児童のごとくガツガツと胃の奥にぶちまけていきます。
メニューそのものは蕎麦屋というよりも、居酒屋的ですが、それでもそばがきのフワフワ感はまた絶妙。
その合間にも大将が次々とみかんやらグレープジュースのサービス品をお客に大盤振る舞い。
こんなんでやっていけるのかな……と余計な心配までしてしまいそうです。

最後には蕎麦で締めくくり。
キンキンに冷やされた蕎麦は、ざるではなくお椀に盛られて出てくるところが珍しい。
ざるではないので、底に若干水気が残っていますが、この水ごと食べると気分は“水蕎麦”。
このお椀に盛る出し方は、もともと水蕎麦としてメニューに出していた名残だと思うのですが、今ではこの店のスタンダードは“塩蕎麦”。
各席には岩塩が用意されており、蕎麦にゴリゴリ擦ったものを振り掛けて食べると……メチャウマー!
つゆでは強すぎて殺してしまう蕎麦そのものの風味が、塩を振り掛けるとより引き立てられるのですね。
岩塩を掛ける食し方は大将オススメ

そんなわけで今回も2時間程度ウダウダとし、お会計は6700円。
どうもごちそうさまでした。

帰り道で目に付いたブックオフに立ち寄り。
張り切って店内に入ったものの、ここ最近すっかり古本屋巡りをご無沙汰しているため、めっきりと基礎体力(立ったりしゃがんだりする「足腰の筋肉」、そして店内の全本棚を探し回る「集中力」)が落ちていることに気が付き、唖然。
結局、

  • 泡坂妻夫『鬼子母像』(光文社文庫)
  • 半村良『亜空間要塞』(ハルキ文庫)
  • 山田正紀『吉原螢珠天神』(集英社文庫)
  • 横山秀夫『動機』(文春文庫)

というありきたりな4冊を手にスゴスゴとレジに……。