今日から丸の内で「ミレナリオ」が開催

世間一般ではクリスマス気分がいよいよ最高潮に盛り上がり、今日から丸の内では「東京ミレナリオ」が開催。
会社からまっすぐに家に帰ろうと東京駅に向かったものの、駅からものすごい勢いで吐き出されている人並みに飲み込まれてしまい、まるで落ち葉のようにクルクル押し流されながら、アレヨアレヨという間にフト気がつくと会場のど真ん中。
何やってんだ、オレ。
写ってないんですけど、この下には人の頭がビッシリと生えたようになっています。気色悪いよ ゲートのなかはもう光の洪水。新聞も読めます。余裕で。

しかし東京駅から丸ビル、会場に掛けてドウドウと流れる大きなヒトの大河は、ヒト一人の意志すらも完全に飲み込み、簡単に会場まで移動させてしまうほど、巨大なエネルギーを秘めていることに改めて気づかされました。
やっぱりこの勢い、うまくすれば何らかのエネルギーに変換できそうなんだよなぁ。
例えばですよ、道路に回転ドアみたいなゲートを取り付けたら、ヒトが通るたびにすごい勢いでクルクル回転して、かなりの発電量が期待できると思うのです。
あるいは、靴底に磁石を付けて、道路下に巨大な回転磁石を設置しておくのです。
すると、ヒトの足踏みに合わせて道路下の磁石が回転して、簡単に発電ができそうなものなんですけどね。
何か、もったいないぞ、この人の流れをただ見ているだけというのは。

何とかものごっつい人並みから逃げ出すことに成功、“今度こそ”東京駅に向かっていると、巨大な雪だるまが線路の向こうの夜空に浮かび上がっているのでした。
すっかり東京ミレナリオにかき消されている感もありますが、パシフィックセンチュリープレイスではクリスマスシーズン、こんな電光絵が浮かび上がっているそうな。
雪まで降っている様子が意外と細かい雪だるまの電光絵

何だか結構ウキウキしてしまっている自分に気が付く帰りの電車。
ひとりニヤニヤしてるんだから、かなりヤバイ。
ヘラヘラ。

昼間に見るミレナリオの準備

今日の備忘録。
“大森望”と“大盛り上がり”は語感がよく似ている。
“夕刊”と“タ モリ”は字面がよく似ている。
どちらも間違えても仕方がないことなのだ。

今日は朝から飛びっきりのいい天気。
空には雲なんてひとつもなく、まるで「すっこーん」と音が聞こえてきそうなほど。
こんな気持ちのいい朝に、まっすぐ会社に行くなんてとてももったいない。
そんな訳で、電車を降りてから会社とは全く関係のない方角に向かってウロウロしてきました。
空が、すっこーん。
空が、すっこーん

いやぁ、やっぱり晴れた冬の朝って最高にいいですねー。
あまりの気持ちよさに、東京駅からドンドンと丸の内を歩いてしまっていました。
丸ビルの裏あたりでは、12月24日から開催される“東京ミレナリオ”の準備の真っ最中。
ミレナリオ的プロムナード。
ミレナリオ的プロムナード

“ミレナリオ”って、神戸の“ルミナリエ”のマネっことばかり思っていたのですが、スタッフは同じなんですね。
ひょっとしたら“ミレナリオ”というのも、“ルミナリエ”のアナグラムなんじゃないかと思ってみたり。
とすると、次は名古屋あたりで“ナレルミオ”が開催されるに違いありません。
そのうち“ルミココヤナギ”とか“ロミヤマダ”なんてイベントも開催されるかもしれません。

ところで、ぼくはまだこのミレナリオを本番で観たことがないんですね。
いつも会社帰りに前を通りかかるので、「ちょっと覗いてみてみようかな」なんて思うのですけど、とにかくあの人ゴミが怖い。
信じられないぐらい巨大な渦を巻いているのですよ。丸の内界隈を。グルグルと。
あれだけの人が集まって一方方向に歩いているということは、きっと大きなエネルギーに変換することも可能なはずなんです。
ああ、そうか!
つまり来場者を丸の内界隈の通りに沿って一方通行で歩かせるのは、安全面や警備面からだけではないのです。
通行エネルギーを溜めて自家発電させ、その電気でイルミネーションを点けているのですよ!
だから通りで立ち止まると警官がものごっつい勢いで怒るのでしょう。
「電気が消えてしまうだろっ!」って。
なるほど。

……って、何が「なるほど」何だかよく判らないままに、デコレーションの“もと”だけを明るい陽のもとで意味なく鑑賞。
これって、イルミネーションが点されていなかったら、単に薄汚れただけのモニュメントやん……。

東京駅周辺を丸の内から銀座にかけてぷらぷら歩いているうちに、フト時計を見て「ぬぉぉっとっっっ!」。
もはや遅刻寸前ギリギリの時間になってしまっているではないですか。
もうそれからは朝の爽やかな空気を乱す勢いでゼィゼィと走りながら、会社に滑り込んだのでした。
結局息が上がってしまって、朝の爽やかな空気は全て吐き出してしまっているのでした。
オフィス内の空気も淀んで悪いし。どよーん。

越谷「いしいのそば」の大将はサイコー

今日もいい天気で、ドライブがてら埼玉の越谷まで行ってきました。
目当ては「いしいのそば」。
「そば、しっぱいしなければあります」の看板は健在
1年以上前に一度行ったきりだったのですが、お店の大将はぼくの顔を見るなり「前にも来たことあったでしょう」って……ちょっと嬉しかったり。

1年前は、お客がいなかったのでお店の座敷で大将と延々2時間も食っちゃべりながら蕎麦を食していたのだけど、今日はなかなかの盛況ぶり。
2人連れなのに、たまたま個室が空いていたのでその部屋に通される(というか、「どうぞ好きなところに座って」と言われて)。
店の一番奥にある民芸調の個室。囲炉裏もあって落ち着きます

しかし店内の張り紙には、やっぱり大将の性格がよく現れています。
客によっては、“やる気ないのか”って怒るかもしれませんが

朝飯も抜きでやって来た腹ペコ野郎は、とにかくメニューで目に付いた料理を片っ端から注文、欠食児童のごとくガツガツと胃の奥にぶちまけていきます。
メニューそのものは蕎麦屋というよりも、居酒屋的ですが、それでもそばがきのフワフワ感はまた絶妙。
その合間にも大将が次々とみかんやらグレープジュースのサービス品をお客に大盤振る舞い。
こんなんでやっていけるのかな……と余計な心配までしてしまいそうです。

最後には蕎麦で締めくくり。
キンキンに冷やされた蕎麦は、ざるではなくお椀に盛られて出てくるところが珍しい。
ざるではないので、底に若干水気が残っていますが、この水ごと食べると気分は“水蕎麦”。
このお椀に盛る出し方は、もともと水蕎麦としてメニューに出していた名残だと思うのですが、今ではこの店のスタンダードは“塩蕎麦”。
各席には岩塩が用意されており、蕎麦にゴリゴリ擦ったものを振り掛けて食べると……メチャウマー!
つゆでは強すぎて殺してしまう蕎麦そのものの風味が、塩を振り掛けるとより引き立てられるのですね。
岩塩を掛ける食し方は大将オススメ

そんなわけで今回も2時間程度ウダウダとし、お会計は6700円。
どうもごちそうさまでした。

帰り道で目に付いたブックオフに立ち寄り。
張り切って店内に入ったものの、ここ最近すっかり古本屋巡りをご無沙汰しているため、めっきりと基礎体力(立ったりしゃがんだりする「足腰の筋肉」、そして店内の全本棚を探し回る「集中力」)が落ちていることに気が付き、唖然。
結局、

  • 泡坂妻夫『鬼子母像』(光文社文庫)
  • 半村良『亜空間要塞』(ハルキ文庫)
  • 山田正紀『吉原螢珠天神』(集英社文庫)
  • 横山秀夫『動機』(文春文庫)

というありきたりな4冊を手にスゴスゴとレジに……。